いざ、ジオラマ作り!第五回

第五回 いざ、実践(1)

 今迄大体成り行きで、ジオラマ製作の手順について述べてきましたが、これからはより実践な方向に移っていこうと思います。 

 当店スタッフのNさんにジオラマの進捗とその作り方など、伺ってみたいと思います。どのような物を作る時でも、人それぞれ作り方の違いやとらえ方の違いが作品に大きく影響します。人の作り方とご自身の作り方を比較することによって何か違う一面と共通の一面が見えるかもしれないので、一つの手本になれば幸いです。

それでは初めのに何から手を付けたのかについて伺ってみましょう。それではよろしくお願いします。

プランを決める

(1)まずは線路や何処に何(建物やトンネル、橋等)を置くか、レイアウト(配置)を考えて紙に書き出しました。

プランを決めます。
何処に何を配置するのかを大体決めます。

橋とトンネルを入れたかったので、スタイロフォームで地形の高低差を出します。スタイロフォームだと柔らかすぎるので、上にベニヤ板を置いてその上に線路を敷くことにしました。

鉛筆で建物等の転写をし必要なところと不要なところを切り取ります。

(2)プランが決まったら板(A3のパネルと同じサイズのベニヤ板)に直接鉛筆で建物などの配置やベニヤ板の切り落とすところの線を描きます。

(1)、(2)を決めてから次に作業にかかります。

作業の事初め

 線路を固定する前に、(2)の作業で描いた線に沿って切り落とす必要のあるところを切り落とします。今回は回し引きで切り落としました。回し引きが無い場合ジグソーや小さなのこぎりなどを使って切り取ってください。

作業の手順はこういう流れで進めるそうです。

 

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