Class 55 ‘The Black Watch’ Railroad Plus

 Railroadシリーズに新たなRailroad Plusというシリーズが仲間入りしました。この製品にはHM7000の新しいDCCデコーダーが搭載されています。うれしい事にDCCには予め音が入っているので、ダウンロードする事無く買ってすぐ遊べます。

 音も小さなスピーカーからは想像できないくらい大きな音で低音も出るので、迫力ある音を楽しめます。英国型ディーゼルの力強いエンジンの起動音、それに比べて気の抜けた警笛、走行時の勇ましいエンジン音など、英国ディーゼルの魅力満載です。

 この製品はBR(国鉄時代)でもDouble Arrowの時期なので、西暦1960年代後半から70年代一杯くらいにかけて活躍した時期の車両です。この時期にもなりぬれば、客車も当然引いていましたが、長めの貨物(貨物側面のDouble Arrowのロゴ入り)を引くとグッといい感じになります。

車体自体はかなりきれいな状態ですがこのころのディーゼルはとにかくヨゴシをやった方がよく似合うので、ウォッシングとウェザーリングを強めに行うとより、車両が引き締まって見えるかもしれません。
側面(パッと見で、カプラーが大きい事以外は基本的にきれいに塗分けられているので、少し離れてみるとあまりRailroadシリーズと意識しないです。側面の足回りや床下機器など、泥汚れや錆び、鉄粉汚れなどで汚しを行うとモールドに色が入り込み凹凸が出て実感的になります)
この角度で光を当てると、窓がへっこんでいる様に見えます。またモールドも若干甘めに見えるので、墨入れと色注しをするとかなり良くなりそうな感じです。
 架線注意のマークがあるとやけにリアルに感じるのはなんででしょうか。この当時ランプ掛けにランプはかけていたのでしょうか。初期のころはランプをかけていた資料がありましたが、このころは資料が無い為、夜間ランプをかけていたかは真偽は不明ですが、この時期ともなると蓄電池式のランプが使われているので、気になった方は調べてみると面白い事が分かるような分からないような。
上部(工場から出てきた時のようなきれいさです。ただしこのころの上部はかなり強く汚した方がそれらしいです。)
説明書は前回のLateBRのClass 55と同じものが入っていました。

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