Class P2勢揃い(Lord President編)

 Class P2はNigel Gresleyによって設計された機関車の中では、実験的な車両であった。英国型蒸気機関車では珍しい2-8-2の軸配置の蒸気機関車であり、この軸配置で実用化された機関車は本型の機関車くらいしか無い。しかしのちにEdward Thompsonによって、4-6-2の軸配置に換装されている。また、Lord Presidentは軸配置こそP2ではあるが、Nigel Gresleyの流れの流線形の車体なので、A4型とボデーこそ似てはいるが雰囲気が違う独特の姿をしている。

 模型としては、細かな色注しがしてあり、DCCソケットも新しい21ピンのタイプとなり、テンダー内部にすっきりと収まるようになっています。火室が点灯する事も特筆すべきことかと思われます。

前面(一瞬A4かと思う車両です)
側面(四つの動輪とスカートが無いので、走行時の動輪の動きはかなりいいです。)
機関車部分(シリンダー上部に管が見えます。構造上の問題で中に入らなかったのでしょうか。)

 

テンダー部(車輪は此方もスポークではありません。)
後部(この車両もコリドーテンダーではありません)
機関車上部(一瞬A4かと思いました。)
こちらのテンダーはEarlのものと同じになります。
後部(後方より前を見ると流線形の美しさが分かります。)
右側面
右テンダー部
機関車部(第4動輪に速度計測器と思しきものがあります。)
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正面(この向きからだと完全にA4型ですね)

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