Lion号

 Lion号は1837年にLeedsにあるTodd, Kitson & Lairdというところで製造されたそうです。

現在はリヴァプールの博物館で保管されているそうです。

模型としては、今までキットでいくつか発売されていますが、キットなのでどうしても走行に若干の難を抱えた作品になってしまうものです。

 今回Hornbyから発売された製品は小さく、見た目の塗装もさることながら、走行も最近の製品らしくスルスルといった走り方です。全体的に細かな部品が取り付けられていますので、ウレタンから取り出すときは十分気を付けて、力を入れずそっと取り出してください。

・DCCは専用のソケットが無いので、直流になります。

・カプラーはRocket号の様にフックのようなカプラーになります。

前面(1840年頃になるとRocket号とは違い内シリンダーになっていたり、車両としても洗練されます。)
側面(キャブが無いので、速度が上がると目を開けるのが大変そうです。冬は寒く、屋根も無いので雨の日はずぶ濡れになりそうです。)
後部(火室と思しきところが背が高いです。メーターがありますが、何を表示していたのでしょうか)
機関車部(以前から気になっていましたが、ボイラー周り等に木が張られていますが、水分や熱によって変形もしくは剥がれたりしないのでしょうか)
テンダー部(大体この位の時代になると、テンダーもほぼ完成形の域に達しているのがすごいですね。)
運転するところ(メーターの針と思しきものがみえます。一体何をどのようにすれば運転できるのでしょうか。)

 このところERA1の車両が製品化され、鉄道の始祖を模型として楽しむこと自体が鉄道史に触れることになるので、”遊びが学び”になります。

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