Nゲージのトビー

 Nゲージのトーマスシリーズにトビー(Toby)が新たに仲間入りをしました。最近流行のファインスケールなのでずいぶんと車体が小さい印象ですが、実機がもともと小さいので、この感じで合っていると思われます。

 旧Great Eastern Railway (以下をGERと呼称)のClass C53(のちの旧LNERJ70)か旧GERのClass G15(のちの旧LNERのClass Y6)が原型で、原型をご覧になると何を牽かせようか色々と考えられると思います。

 Wisbech と Upwellを走る車両で、一八八〇年代から運用されていたようです。Wisbech & Upwell TramWayという鉄道だそうでGERによってWisbechとUpwellに敷設されたそうです。

 模型としては、車体全体が小さいので、省スペースで走らせることが可能です。R150のS字カーブでも車体が小さいので、車体がよじれる事無く通常のカーブとして通過した印象です。走らせる条件にもよると思いますが、フルボリュームでも安定して走りました。

前面(カプラーが大きく見えますが車体がとても小さいです。スムーズに動くところを見るとかわいらしいです。)
側面(側面の板が良い感じです。)
後部(顔が無いとこんな感じです。)
上部(トビーの鐘が小さくてかわいらしいです。)
正面(線路幅から推察するとトビーの顔の幅は9mm以下のようですね。)
裏側(トビーは路面蒸気機関車なので、ちゃんとロッドが動きます。当然横からだと見えませんが、うれしくなるギミックです。)

 最近、BachmannのトーマスシリーズのNゲージが充実してきました。特にTomixから発売されていない車両が出るとうれしいものです。トビーと言えば牽引するのはヘンリエッタなので、その製品化が待ち遠しいです。是非とも、ヘンリエッタも急なカーブに対応して欲しいものです。

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