アイザワ・オフィス

 スクラフィーは人気があるのか否か。というのもおそらく模型として製品化されている数からするとトーマスと引けを取らないくらい製品化されています。少なくともBachamannのHO/OOゲージやNゲージ、さらには日本のトミックスから出ていたNゲージなどパッと上げただけでもこれだけあります。

登場回数もせいぜい一回くらいなものなので、何か製品化させる要因か何かあるのでしょうか。

 そのような中、製品化されたスクラフィ―を”よりリアルに”を目標として相澤さんが加工しました。

製品は茶色く塗装された仕上がりですが、こちらは錆びや汚れをうまく再現しています。ウェザーリングのさび汚れは短めの毛の刷毛を使って細部に押し込んでいくように筆を運ぶと奥まったところが錆びが表現できます。また雨で錆びた所から水が垂れると錆びた雨だれあとが出来るので、必ず上から下に向かって筆を運んで錆び汚れを表現してみてください。
自然な感じで汚すのは結構大変で、一つの物をよく観察してどこまで再現するのかという事になるので、その人の個性が出ます。
バラストの跡から積載したようです。
バラストを乗せる時は、初めから最後までバラストでもいいのですが、何両も作るとすぐ無くなってしまうので、かさ上げの為にあんこを使うといいです。あんこの色は使うバラストの色もしくはそれより少し暗めの色にすると影が出来ていい感じに仕上がります。

今回のスクラフィ―の顔は、昔発売されたおもちゃの物を使っているそうです。なので、Bachmannの顔とは少し違っています。ただ、おもちゃで製品化されていたという事はやはり人気があったのでしょうね。

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