中津藩からやって来たヤァ!ヤァ!ヤァ!①(無いなら作ればいいじゃない、有っても作ればいいじゃない)
タイトルやサブタイトルからして普段とは違う感じですが、中身は普段と変わりありません。
今回の紹介する方は遠方からお越しいただいたという事もあって久しぶりに東京出て来られた方で、今回はご友人たちと一緒にご来店いただきました。早速作品の紹介ですが「おや?」と思う方もいらっしゃると思います。まずは写真をご覧ください。
サブタイトルにもあるように「無いなら作ればいいじゃない、有っても作ればいいじゃない」という考えのもと、これらの作品を作られました。確かに製品で無い物もあれば、有る物もあります。工作する方にとって苦労したにも関わらずすぐ後に製品化されて、うれしい反面精神的につらい思いをされた事のある方は結構いらっしゃると思います。しかし、工作派にとってそんな事でくよくよしていてはいけません。模型は作る事が楽しく、自分なりの解釈と経験を積みながら作品にして遊ぶという事を思い知らされる作品でした。
特に驚きなのは、ちゃんと9mmの線路の上でスムーズに走る所です。既製品のNゲージのシャーシを使用して走行させているので、スムーズに走ります。
手作りには製品には無い味わいがあります。
模型は車両にしても、建物としても、実物を所有することは大変であるが故、縮尺されていても「再現性」というのが本質の一面にあると思います。ご自身の気に入った車両を再現するという事は模型の大切な側面であると思います。