15. ボコ(Boco)
英国では現役のディーゼル機関車の形式数は非常に少ないのですが、1930年代からいろいろな形式が登場しては、比較的短命で御用済みとなっていましたが、最近は動態保存されている物がかなりあります。「ボコ」の原型のディーゼル機関車は1958年製造のMetropolitan-Vickers Co-Bo Diesel Electric Typ2 Class28です。前後で台車の車輪の数が違います。軸配置 Co-Boがそのまま名前になったようです。(なぜか形式名ではBo-Coとは言いません。)比較的マイナーな存在で、資料も少なく、かつてはディーゼル機関車の形式紹介でも省かれる場合があるような存在でしたが、現在は保存会の活動もあり、幾分日の目を見ているようです。
Nゲージは原型模型もなく、GrahamfarishのClass31とClass20の2台のシャーシを利用する、ゴージャスな真鍮製コンバージョンキットをIan Stoate Modelsが発売していますが、あまり流通していません。
HO/OOゲージの製品も1964年で終了したHornby-Dublo製のダイキャストボディの完成品模型以外は2000年くらいまではキット製品も含め有りませんでした。Hornby-Dublo製品は英国市場ではWerren製品と並びコレクターズアイテムで結構なプレミアムです。集電タイプは2線式と3線式があります。キット製品は Alexander Models とQ kits というガレージメーカーからホワイトメタル/エッチングの製品が発売されています。またDC Kits や Silver Fox Modelsから、キット組み立ての完成品が限定数で出回っています。電車のような箱型ボディなので、模型雑誌などではLima製のディーゼル機関車のシャーシを改造して、ボディをペーパー自作のような作品が紹介されています。デンマークの Heljanは英国型のディーゼル機関車を主に、OOとOゲージで製品を展開しています。英国の小売店 Hatton’sの限定販売で、2011年にOOゲージのClass28 Co-Boが発売されました。細部まで作り込まれた初めての模型です。Bachmann BranchlinesやHornby製品とひと味違う、ちょっぴり欧州大陸的な重厚感が漂う仕上がりです。
OゲージはSteve Beattie Diesel Kitsの原型キットがあります。
Nゲージ
原型模型 Ian stoate Models Met-Vic Class28 コンバージョンキット
キット Worsley Works Kits Class28 Metro-Vick Co-Bo ボディキット
HO/OOゲージ
原型模型 Hornby-dublo 2233 Co-Bo 2線式、3233 Co-Bo 3線式
Silver Fox Models BR Class28 Co-Bo
Heljan 28001, 28101 28111 Met-Vic Class28 BR Green
キット Alexander Models Met-Vic Class28
Qkit Net-Vic Co-Bo Class28
Oゲージ
キット Steave Beattie Diesel Kit Class28 Co-Bo