常連さんアワー(第七師団の巻きVol.2)
今回も”米さん”の作品なります。貨物を3Dプリンターにて作られてそうですが、写真が多いので、写真中心に紹介します。
塗装に関してはイメージに基づいて国内メーカーの塗料を使っているそうです。「本編は全体的に艶消しなのですがイメージで、あえてつや有ににしています」との事。何気ない会話ですが、模型作りの一部本質のようなところがあって、図面通りかもしくは基準のようなものの指示がある場合、塗ってみると「これこれ」であれば問題はないですが、「こういうんじゃないんだけど」という感じに仕上がる事は割とあります。そこで、納得して前に進むか、「いや、これじゃない」と思ってイメージに寄せるかで、作品の見え方や思いが変わります。何を根拠にして模型を塗装するのかという問いは、模型を作る人にとっては大きな問題になります。先日、ジオラマ教室に来ている諸星先生とそのような話になり、納得のいく作品を作るのは大変という会話になったのをふと思い出しました。