Class 61xx ‘LARGE PRAIRIE’2-6-2T

 Great WesternのCMEのGeorge Churchward氏の手によって設計され、GWRで最も有名な機関車の一つに数えられる機関車で1965年の12月迄使用されました。この6147の車両は1933年にスウィンドンにて製造され、1966年の1月ウースターにてその役目を終えました。

 模型の仕様としては、国鉄のBRのLATE Crestの時期の車両になっています。

 車両に関してはDCCを入れるのを前提としてるようで、車体とボディーを分解するとキャブの下にスピーカーを入れられるようになってはいますが、おそらく一筋縄ではいかないと思います。小さめのスピーカーなら簡単に収納できそうですが、DCCのデコーダー本体を収納するにはおそらくキャブを使用するのが良いかと思いますが、穴を開けなくてはならないと思われます。

DCCソケットは8ピンです。

左前面(GWRとBRのブランズウィックグリーンは微妙に違いますが、初めての方だと区別が難しいかもしれません。)
左側面(ベルペア火室にテーパーボイラーはGWRの典型的な形です。水を入れるタンクがC11のタンクに似ています。想像でデフを付けてみてもC11にならないのは何かがデザイン的に根本が違うのでしょうね。)
左後部(石炭入れにステップやハンドレールがあり、登ってみたくなりますが、そんなに登らなくてはいけない用事があるのでしょうか。)
上部(キャブの上の窓が開閉できます。)
右後部(こちらの石炭入れにはステップが無いので、こちらからは腕力で上る事になるのでしょう)
右側面(なんとなくシリンダーが大きく見えます。)
右前面(水タンクのところにステップがあります。)

 タンク機関車は前後どちらに繋げても絵になるので、使い勝手は実車同様かなり使い勝手がいいです。また、この車両の様に中型機程度のサイズの車両だと急カーブでも自然に見える為、省スペースで楽しめます。

 Great Westernの車両は、GWR時代の番号がそのまま国鉄に引き継がれるので、新たに覚える必要が無くとても便利です。 旧GWR以外の会社の車両は5桁になり、全然違う番号が付されています。

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