本日はよいクリスマスをお楽しみください。

こちらはジオラマ教室のSさんの作品です。以前ブログでご紹介した作品が完成したという事でご自宅で写真を撮ってきて頂きました。冬の感じが良く出ています。

見た目はとても寒そうです。クリスマスツリーが聖夜を演出しています。Sさんのご自宅なので、おそらく暖かい部屋の中なのでしょうが、写真で見ると氷点下を越えた寒さが伝わってきます。

新雪の感じが出ていて、いかにも冬と言った具合です。温度も伝わればいいです。道路など人が歩くところの除雪した雪を何処を残しどこを取り去るかはセンスです。本当に寒いところの雪は白いので、よく自然を観察されている作品だと思います。

　ずいぶんと吹雪いたようです。雪の表現のおかげで、ランプの光が地面に反射したり、暖かそうな家の明かりが雪を照らすと実際の外の風景のようです。部屋の中である事を忘れそうになります。わたくし三木寅郎個人的にはクリスマスツリーをクロスフィルターで撮ってみたいです。

　暖かい部屋の中で見ても、写真で見ると寒々しさが再現されているのは作品づくりでとても大切な事です。ジオラマ作りでは季節をいつの時期にするのかはとても重要で、その季節に見合った植物や、人であれば服装を合わせないと実感が湧かないので、ただ単に雪の表現されすれば冬の雪景色にはならないので、皆さんも参考になさってください。