GT3(ガスタービンの機関車)

 英国型の鉄道模型の楽しみとしては、風変わりな機関車に出会えることが楽しみの一つである事です。その中でも 異彩を放っているのはこのGT(Gas Turbine)3です。

実車は文字どりガスタービンにて走行していたのですが、車体の形状を見る限り蒸気機関車のような形をしているところがかなり面白いです。

 模型としてはDCCのサウンドデコーダーを搭載しているので、走行させるときはガスタービンの起動音が鳴り終えてから走行を始めるので、それまで”ビービーガーガー”勇ましく音を出します。また量産模型としては初めての製品化なので、この機関車のような変わり種がお好きな方の反応はすこぶる良いです。

車体正面や側面部にラジエーター等のグリルがありますが、ロッドもあり、変わった蒸気機関車として成立しそうです。
近未来な蒸気機関車はこんな感じなのでしょうか。これはこれでかっこいいです。テンダーの「E」は何の意味でしょうか。
コリドーテンダーと思しき部分ですが蒸気機関車より広くなっていそうです。
上部はすっきりしている感じですが、吸気か排気用のグリルと思しきものがあります。
後部(順光なので、ディーテールが良く見えます。)
正面 楕円形のバッファー含め、白い板やライト類を合わせてみると、妖怪の百目っぽく見えてしまうのは私だけでせうか。
箱を開けると”STOP”の文字があり何かと思ってひっくり返すと注意書きが書いてあります。
これがその注意書きになります。「通電カプラーなので取り扱い気を付けてください」等が書かれています。
DCCのファンクションが書かれている説明書があります。最近はファンクションの数が20くらいが当たり前になりましたね。

 いつの時代も変わった機関車は現れては消えていきました。時代の要求に合わなかったのか、またはあまりに先進的であった為に時代に押し流されてしまったのかは分かりませんが、いずれにしても消えて行ってしまったもしくは消える事を余儀なくされてしまった車両には妙に惹かれます。

模型はこういった車両も長年使用された車両も線路の上で共演できるのが魅力の一つであると思います。それらを比較するのも一興かと思います。

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