BR Late Crest Lined Green’ES1’26500

 凸型の電気機関車は世界各国あまたあります。我が国においてもEF13(凸型)に代表されるように、インパクトがあり、見慣れた箱型よりもマニア向けかもしれません。そんな英国型の電気機関車の凸型も同じくインパクトが大きいです。NRMのShildonに保存されています。

 実車については、結構古くて英国初の実用化された電気機関車だそうで、製造されたのが1904(明治三十七)年に誕生し1905年に初走行。NER(North Eastern Railway)登場時は、第三軌条もしくはボンネットの上に大きなビューゲルの様なもので集電していたようです。のちにパンタグラフが運転室の屋根に設置されたようです。

 塗装を見る限りではアップルグリーンですが、BR Late Crestの印があるので、国鉄時代の車両になります。

BR Late Crest側
側面 パンタグラフがなんだかかわいそうな事になっています。
BR Late Crestの反対側 
進行方向のヘッドライトが点灯します。動いている模型を写真に撮るのは難しいです。
「そうだ!走行台を使おう」きれいに撮れました。レンズには縦に格子が入っています。
キャブライトが点灯します。

凸型電気機関車の形状から、存在感があります。運転席の造形を見る限り進行方向に対して正対して運転していたようです。個人的には貨物を引かせるのがよろしいのではないかと思われます。

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