5. ジェームス(James the Red Engine No5)
英国の文献では「ジェームス」の原型はL&YR Aspinall Class 27/Hughes Class 28 2-6-0 with Fowler tender, だそうです。とは言え台枠廻りのデザインがかなり違いますので、物語の原作者「オードリー氏」の作った模型を見る限りは氏のオリジナル度がかな...
製品情報
英国の文献では「ジェームス」の原型はL&YR Aspinall Class 27/Hughes Class 28 2-6-0 with Fowler tender, だそうです。とは言え台枠廻りのデザインがかなり違いますので、物語の原作者「オードリー氏」の作った模型を見る限りは氏のオリジナル度がかな...
「パーシー」の原型はAvonside型機関車ですが、実機は0-6-0の軸配置が多く、「パーシー」のように0-4-0軸配置の模型製品はなかなかそっくりなものが見あたりません。NBR/LNER Class G/Y9 0-4-0はキャブ廻りの形状は違いますが、ボイラ部分や車台枠廻りは似ています。 Nゲージは日...
「トビー」はGER (グレート・イースタン鉄道) 傘下のWishbech & Upwell Tram Loco が原型の牛よけ(カウキャッチャー)付きののスチームトラムです。実車には3軸仕様(GER J70 0-6-0 Class53)と、2軸(GER Y6 0-4-0 )仕様があり、HO/OOゲー...
大西部鉄道と直訳されている、GWR(グレート・ウエスタン鉄道)鉄道は1923年の4大鉄道に統一される前も後も、第二次大戦後の国有化まで唯一、一貫して由緒ある同じ鉄道名を名乗っています。 GWRは設立当時、7フィート1/4インチ(2,136mm)と言う日本の在来線の倍くらいの広い軌道を採用し、19世紀半ばに...
スコットランドからソドー島にやって来た双子の機関車「ドナルドとダグラス」の原型はCR(カレドニアン鉄道) 812 Class 0-6-0 Tenderです。テンダー付きですが、1899年製造の古い機関車で、機関車部分はタンク機関車と代わらないくらい、それほど大きくありません。 Nゲージは原型模型として、Un...
「オリバー」は、「ダック」と同じくGWR(グレートウェスタン鉄道)からソドー島にやって来たタンク機関車です。1400 Class別名「Auto Tank」と呼ばれ、帰りに機関車の向きが変えられないターンテーブルが無い支線などで「Auto Coach」という制御運転台付き客車とセットで使われることが多いようで...
「いじわるなディーゼル」をはじめこれらのキャラクターの原型はBR Class08 Shunterです。入換用のディーゼル機関車で1940年代から現在まで使用されていま す。黒一色の「いじわるなディーゼル」のルーツは1930年代のLMS 7000 Diesel -Electricまでさかのぼった方がよいかも知...
「ビルとベン」の原型はBagnal-Built 0-4-0ST No3058です。 実車は物語と同じような陶土(China Clay)運搬の鉄道で活躍していました。Industrial Locoと呼ばれる小型の機関車ですがゲージは狭軌(ナローゲージ)では有りません。重心の低い独特のスタイルです。現在もコン...
「メイビス」の原型はDrewry 04 Tram Locoで「トビー」のY6 Tram Locoと同じWisbech&Upwell Tram wayに所属のロッド式のディーゼル機関車です。 Nゲージのキャラクター製品はありません。原型模型は、牛よけとシャーシを覆うスカートがない、BR 04 Sh...
「ディジー」の原型はDMUと呼ばれる気動車で1950年代のMetro-Cammell製のLightweightタイプです。キャラクター製品はありません。実車は2両から4両編成のユニットですが、「ディジー」は単行で両運転台タイプなので原型模型から制作するには2両をつぶす必要があります。DMUにClass121...