Class A2/2 ’COCK O THE NORTH’
戦時下の増大する輸送により機関車の維持や運転が難しくなったため、トンプソンは機関車の標準化に努めました。1942年夏にClass P2を改造を実施し、実験的に一両の機関車の2-8-2の軸配置を4-6-2に変えたる後に、残りの五両の機関車も同様に改造される事になりました。改造されたP2は軸配置も変わり、ボイラーも短くされ、これら改造された機関車はClass A2/2となりました。なので、名前が同じというのも合点がいくと思います。
模型としては最近の製品らしくスムーズによく走ります。
DCCは8ピンです。
Class P2の’Cock O North’と同じ機関車とは思いませんでしたが、並べることで共通点が見つけやすいのが模型の良い点です。相違点や共通点を見つけて頭の中で整理し、系統を体系立てて車両を収集する事も模型の醍醐味の一つと思います。