デコーダーの取り付け(常連さんとデコーダーと私)

 このところ鉄道模型の遊びのなかにDCCを組み込んで音を出したりして遊びの幅を広げている方たちが増えてきました。それゆえご自身でデコーダーを取り付けられた方が手間が省けるので、取り付けを常連さん「自ら行っていただきたい」と思い今回の話の運びになりましたので、小ネタ等が好きな方なので小ネタをちりばめながら進行したいと思いますのでよろしくお願いします。

はじめに車両をひっくり返しますが、車両が入っていたケースをひっくり返して使うと部品等が取れにくく収まりのよい状態で作業できます。

大体ですが、デコーダーの取り付けは数パターンくらいしかないので、今回はテンダーの中に入っているデコーダーの取り付けを行います。

カプラーの下にあるねじを緩めます。この際、小さなドライバーでねじ山をなめない様にしてください。
外した部分は写真のように置いてください。上下逆にすると部品等が取れたり曲がったりしますので、こういったところも注意です。
DCCのソケットです。8ピンなのでこういう感じです。このソケットを外します。
外すとこういう感じになります。「BCGの跡の様ですが、DCCですのでお間違いなきよう。」と常連さんが申しております。
ソケットのねじを二本とり、さらにその下のウエイトのねじも二本取り、写真のようにします。ソケットの矢印にDCCのオレンジの線の端子を合わせます。
DCCはショートに弱いので、ショートする可能性のある心配のあるところは写真のようにテープ等で絶縁すると宜しいと思います。
スピーカーを写真のように納めます。映り込んでいるドライバーで作業しているように見える小ネタが素晴らしいです。
スピーカーの配線とDCCの配線を上手く避けながらウエイトを乗せます。
DCCソケットの上に端子が出ているので、ショートを防ぐため、テープを張ってもらいました。少し大きめですが、この方が安心できます。

 あとは、外した時と同じようにテンダーのボディーを被せ、逆さまにして、ねじを締めれば完成です。

自分でDCCの取り付けが出来ると応用が出来ます。

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