Class A4 ‘Walter K Whigham’

 Class A4は戦後でも流線形のままでしたが、スカート部分を廃して巨大な動輪を回し、ロッドをせわしなく動かして走るさまは力強さや颯爽とした印象を受けます。とりわけきれいな色で塗装されているとそれは尚のことです。

 この’Walter K Whigham’はBR Blueとはまた一味違った色合いで、BR Blueに若干マゼンタが入っている印象で、写真だと分かりづらいですが全体的に紫色の感じがあります。

前面(一本煙突のため”髷”が小さく見えます。)
側面(紫色の車体に赤いと黒のラインが入ると全体的に引き締まった印象を受けます。)
後部(コリドーテンダーが目を引きます。
長距離運転時はここを乗務員さんが交代していたのでしょうね。)
正面(国鉄時代の機関車らしくナンバープレートがついているところがかっこいいです。)
機関車部分(国鉄時代のスカートの無いA4だと動輪の大きさがよくわかりますね。)
テンダー部分(白いラインが入るとまたいいです。)
上部(色が紫色と思われる色なので普段見慣れているA4とは一線を画す感じはあります。)
キャブ内(きれいに色差しされていて運転手の人形を乗せたくなります。)

 A4は色や形状(煙突やスカートの有り無し、)などバリエーションが多く同じ名前の機関車でも時代の要求などによって随分と変化していているので、その違いを並べて楽しむのもA4の魅力のひとつではないでせうか。

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