Stephen(スティーブン)

 トーマスシリーズのキャラクターのスティーブンが新たにお店の顔になりました。DCCを搭載しているので、走行時の音は臨場感があります。原型のロケット号では警笛ではなく喇叭の音を使っていたようでこの時代の雰囲気を感じる事が出来ます。デコーダーにはそのような音が入っています。

 Hornbyのロケット号を元に改造しているとはいえ、サイズが小さいので顔を取り付ける際はバルブギア等を一旦外す必要があるそうで、そのあと微調整が必要な場面もある場合もあります。顔はガチャポン等を流用したそうです。何事もそうですが、そのまま流用出来るものは積極的に使った方が良いです。

バッファーや煙室等3Dプリンターの製品を取り付けたそうです。ちょっと不思議な感じがします。
王冠はお話に出てくるそうなので、テンダーに乗せてみました。
社号にライオンのマークがありますが、かわいらしいライオンです。このデカールはガチャポンの物を使っているそうです。
トーマスシリーズのキャラクターとはいえロケット号らしさが残っています。古い時代の機関車はのちの時代の機関車のような洗練された感じではなく、極端に長い煙突や水平ではないシリンダー、片側一つの動輪等先人たちの初めての技術が随所に見てとれるので、見ているだけで楽しめる車両です。

 鉄道の始祖の車両がキャラクター化され子供たちに長く親しまれ愛されるというのはいい事です。日本では差し詰め阿川弘之先生の『きかんしゃやえもん』のような存在でしょうか。

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