ゼンマイの模型(1)
鉄道模型の醍醐味の一つと言えば、模型が自走する事も魅力の側面の一つだと思います。今回はそんなお話です。 鉄道模型の動力源と言えば、現在は電気モーター全盛なので、線路から集電してモーターを回して走るというのが正解です。 しかし、今からおよそ百年ほど前はゼンマイが主流であり、ゼンマイを動力として使用していまた...
鉄道模型の醍醐味の一つと言えば、模型が自走する事も魅力の側面の一つだと思います。今回はそんなお話です。 鉄道模型の動力源と言えば、現在は電気モーター全盛なので、線路から集電してモーターを回して走るというのが正解です。 しかし、今からおよそ百年ほど前はゼンマイが主流であり、ゼンマイを動力として使用していまた...
以前、Kirkのキット対決の話が諸般の事情で頓挫しておりましたが、再開してみようと思います。もし、11月27日の日曜日Kirkのキットを作成された方がお店にいらっしゃったら、その時模型の撮影をしたいと思っております。 キットづくりは正直なところ塗装に一番時間が掛かり、組み上げる事自体はそこまで労力がかから...
英国鉄道模型を楽しむうえで、時代区分を考えて車両を集め、走らせる事によってその時代の雰囲気を楽しめるようになります。今回は1923年に統合された四大私鉄の初期の客車の編成について模型で再現してみたいと思います。 四大私鉄に統合された頃の鉄道に関する写真を見る限り、統一感はなく客車がバラバラに組み合わされ...
LMSは1930年代、Royal Scotの後継機として、さらにはGreat WestenのKing Classの4シリンダー機に対抗できる機関車の開発に着手しました。その時CME(Chief Mechanichal Engineer)となったのが、William Stanierです。 1935年7月に’...
英国を代表する首相として最も有名な首相Winston Churchill(ウインストン・チャーチル)があげられます。 そのWinston Churchillの名前を冠した機関車があります。 現在、この機関車はNRM(National Railway Museum:国立鉄道博物館)に保存されています。 その...
模型を見る限り第二次世界大戦前、LNERの客車には茶色く塗装が施されていたようです。 チーク材とは異なり、ずいぶんと落ち着いた色合いになっています。 Hattonsの客車は、線路から集電して室内灯を点灯させています。このような構造の方が日本の模型に似ている為、扱い易いと思います。 小型の客車で若干長い3軸...
ClassA2/3はCME(Chief Mechanical Engineer:主任機械技師)のEdward Thompson(エドワード・トンプソン)がClass P2をもとにClassA2/2を作り、A2/3へと発展させました。 機関車に本人の名前を付けました。 車番は’500’で、1946年5月24...
今回はClass A2/3の紹介です。 英国型の機関車の模型としては珍しいデフレクター付きの機関車です。 Class A2/3はEdward Thompsonが設計したそうです。 P2クラスを再構成しなおしたのが、Class A2/2です。 このA2/2をもとに新たにデザインされたのが、このClass A...
英国の貨物は小さなものが多く、それが一つの魅力でもあります。 今回はそんな貨物の紹介です。 Accura Scale製のNorth Eastern Railway P1 ‘Chaldrons’Tripple Pack で、ERA2の時代のものだそうです。 カプラーが磁石なので、ベー...
おそらく35年ぶりの再登場だと思われますが、ロケット号の紹介です。新規金型の製品なので以前の製品とはずいぶんと趣が異なっています。 特に集電力が随分と向上したので、低速時の走行の安定性は昔の製品と比べてしまうと比較にならないです。 走行音も静かになって、”スルスルスル”といったように走ります。 また、...